アスペルガー症候群やADHDの人は、仕事や職場環境にそう簡単には馴染むことができないため、転職を何回も行う傾向がありますね
では、アスペルガー症候群の人には、どのような仕事が向いているのでしょうか?変化に弱いので、営業職や接客業、電話オペレーターといった臨機応変に対応しないといけない仕事には向いていないみたいです。人と話さなくて良さそうな仕事というのがよいかもしれませんね。
感覚過敏で体力もないし、競争が苦手で、気疲れしやすいHSPの私にはなるべく激務を避けることも重要かと考えられます。
【アスペルガー 営業職】営業マン向いていない?無理?発達障害
アスペルガー症候群の人に向いている仕事は、次にあげるようなものです。こういった仕事になります。
今回の記事では発達障害者(ADHD)は営業職マンで開花?無理?向いている?【アスペルガーやADHD】
・建築業
・ドライバー
・作家
・動物調教師
こういったものの全てに共通しているのが、誰かと一緒ではなく、一人で作業ができる仕事だという点です。
ADHDとは?発達障害のひとつ
ADHD(注意欠如多動症)とは、「発達障害(神経発達障害、神経発達症)」という、脳の機能障害の分類の一つです。
ADHD以外の発達障害には、ASD(自閉スペクトラム症)やSLD(限局性学習症群)などがあります。
発達障害における「脳の機能障害」とは、脳の機能のバランスにばらつきがある、つまり突出している機能や十分に発達していない機能があるといった状態のことを指します。
もちろん、誰の脳機能にも多少のばらつきはあります。
その上で、ばらつきが大きく、学校や家庭での生活の妨げとなる場合に、医師の診察のもと、発達障害という診断がなされます。
かつては、「育て方や環境によって発達障害になるのではないか」という見方もされていました。
ですが、現在では「発達障害は後天的になるものではなく、脳の機能の偏りが関係する生まれつきの特性である」と結論づけられています
発達障害(ADHD)の特性
ADHDには多くの特性がありますが、その中でも下記の2点がよく見られるものとして挙げられます。(参考:田中康雄『大人のAD/HD』)
- 不注意…忘れ物やケアレスミスが多く、確認作業を苦手とする
- 多動・衝動性…気が散りやすく、貧乏ゆすりなど常に身体を動かしていないと落ちつかない
その他にもよく挙がる特徴として、「マルチタスクやスケジュール管理が苦手」といったものがあります。
発達障害(ADHD)の強み!
ADHDの特性の職業上の強みは、例えば下記の5つを挙げることができます(参考:榊原洋一『図解 よくわかる大人のADHD』)。
- 発想力に富んでいてアイディアが豊富
- 好奇心旺盛で新しいことにチャレンジできる
- 興味のある分野には没頭することができる
- 決断力があるのでスピーディーに物事を判断できる
- 感覚に優れていて周囲の環境に敏感
上記の特性をうまく活かすことができれば、主に多動・衝動性から生まれる、職業上の強みにつながるかもしれません。
発達障害(ADHD)の弱み
反対に、ADHDの特性が、仕事の上で弱みになることもあります。
代表的なものは、以下の5つです。(参考:日本精神神経学会「今村明先生に「ADHD」を訊く」)
- 書類の記入漏れなどのミスをしやすい
- 仕事の優先順位をつけるのが苦手で先延ばししやすい
- 複数案件を処理しようとすると業務効率がぐんと落ちる
- 整理整頓が苦手で書類や物をなくすことが多い
- 感覚に優れていて他人の意見に耳を傾ける前に発言したり行動したりする
【発達障害の営業職】アスペルガー営業マンに向いていない?無理?開花した事例
発達障害が向いている①営業で無理な職種
アスペルガー症候群の人は、他人とのコミュニケーションがあまり上手ではないので、
チームで仕事を行うのはできれば避けた方がいいでしょう。
ただ、営業職については業務内容次第なところがあります。特性によって苦手なことはもちろん、得意なことも変わります。
ですので、発達障害の人が営業に向いているとも向いていないとも一概には言えないでしょう。業務の内容によっては、すごく力を発揮する人もいることも考えられます。
しかし、一般的にハードだと言われる営業職は、障害のあるなし関係なく向き不向きはあるのではないでしょうか。
発達障害が向いている②開花?飛び込みは得意?
営業と一括りに言っても、様々な業界・職種があり、それらはハードさが異なります。
これが楽だとか、これがハードなど単純には言えないです。ただ、向いている営業はルート営業や訪問営業が向いているようです。
臨機応変に対応することが難しいと感じる人が多いようです。障害の特性によっては飛び込みも向いている人もいました。
中には可能な人、無理な人はいるようですね。
しかし、企業によっては営業がマニュアル化していないことがあるので、その場合に対応が難しいことが予想されます。
人の表情や場の空気を読むことが難しいとされる発達障害では、その場の雰囲気で仕事を進めることが難しいので、マニュアルがない場合にどのようにして仕事を進めてよいかわからないこともあります。
【Dodaチャレンジの評判や口コミ】発達障害で断られた!デューダの体験談
【発達障害の営業職】(ADHDアスペルガー)転職エージェント
発達障害(ADHDアスペルガー)の営業職に転職エージェント
dodaチャレンジ
「dodaチャレンジ」は、「doda」という求人情報サイトの中にある転職支援サービスのことを指します。
dodaチャレンジはさまざまなサービスを利用できるため、仕組みがややこしいと感じる人もいるかもしれません。
dodaチャレンジで利用できるサービスは、複数のサービスを併用するのはもちろん、自分にメリットの大きいサービスを選んで利用しても構いません。
サポート力の高さもdodaの魅力のひとつです。エージェントサービスで受けられます
職種 | 全職種に対応 |
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機能 | 非公開求人の紹介スカウトサービスパートナーエージェントサービス面接のスケジュール調整書類・面接手続きのサポート |
得意分野・特徴 | 専門スタッフによるプロ目線での求人紹介転職エピソード転職Q&A |
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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株式会社 LITALICO転職ナビ
ITALICO | 基本データ |
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タイプ | 就職支援サイト |
利用料金 | 無料(※障がい者手帳がなくてもOK) |
対象地域 | 全国(北海道〜沖縄まで88支店) |
対象障害 | 全て(うつ病/統合失調症/双極性障害/不安障害/精神障害/ADHD/アスペルガー/発達障害/知的障害/難病) |
求人件数 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社LITALICO(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | リタリコ仕事ナビ公式ページ |
まとめ:【アスペルガー 営業職】営業マン向いていない?無理?発達障害
いかがでしたでしょうか。
【アスペルガー 営業職】営業マン向いていない?無理?発達障害についてお伝えしました。
アスペルガー症候群の人には、ひとつのことに集中してできる仕事や変化に乏しい仕事が向いています。
それに、イマジネーションが欠けていることも多いので、自分自身が何をやっているのか、目に見える仕事も合っているでしょう。
やはり職種も大切ですが会社選びも大切
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