発達障害の人には主観的な決断を下す能力とのトレードオフで客観的なデータ分析の適性を持つ人が多いといわれています。そこで最近では発達障害者のデータ入力や分析・データサイエンスとの求人が増えています。
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【ADHDデータ入力】データサイエンティストに向いている? 障害者雇用や発達障害
ADHDとは?発達障害(asd)にデータ入力やデータ分析やデータサイエンティストの適正があるか!
ADHD(注意欠如多動症)とは、「発達障害(神経発達障害、神経発達症)」という、脳の機能障害の分類の一つです。
ADHD以外の発達障害には、ASD(自閉スペクトラム症)やSLD(限局性学習症群)などがあります。
発達障害における「脳の機能障害」とは、脳の機能のバランスにばらつきがある、つまり突出している機能や十分に発達していない機能があるといった状態のことを指します。
もちろん、誰の脳機能にも多少のばらつきはあります。
その上で、ばらつきが大きく、学校や家庭での生活の妨げとなる場合に、医師の診察のもと、発達障害という診断がなされます。
かつては、「育て方や環境によって発達障害になるのではないか」という見方もされていました。
ですが、現在では「発達障害は後天的になるものではなく、脳の機能の偏りが関係する生まれつきの特性である」と結論づけられています
発達障害(ADHD)の特性
ADHDには多くの特性がありますが、その中でも下記の2点がよく見られるものとして挙げられます。(参考:田中康雄『大人のAD/HD』)
- 不注意…忘れ物やケアレスミスが多く、確認作業を苦手とする
- 多動・衝動性…気が散りやすく、貧乏ゆすりなど常に身体を動かしていないと落ちつかない
その他にもよく挙がる特徴として、「マルチタスクやスケジュール管理が苦手」といったものがあります。
発達障害(ADHD)の強み!
ADHDの特性の職業上の強みは、例えば下記の5つを挙げることができます(参考:榊原洋一『図解 よくわかる大人のADHD』)。
- 発想力に富んでいてアイディアが豊富
- 好奇心旺盛で新しいことにチャレンジできる
- 興味のある分野には没頭することができる
- 決断力があるのでスピーディーに物事を判断できる
- 感覚に優れていて周囲の環境に敏感
上記の特性をうまく活かすことができれば、主に多動・衝動性から生まれる、職業上の強みにつながるかもしれません。
発達障害(ADHD)の弱み
反対に、ADHDの特性が、仕事の上で弱みになることもあります。
代表的なものは、以下の5つです。(参考:日本精神神経学会「今村明先生に「ADHD」を訊く」)
- 書類の記入漏れなどのミスをしやすい
- 仕事の優先順位をつけるのが苦手で先延ばししやすい
- 複数案件を処理しようとすると業務効率がぐんと落ちる
- 整理整頓が苦手で書類や物をなくすことが多い
- 感覚に優れていて他人の意見に耳を傾ける前に発言したり行動したりする
【ADHDデータ入力】データサイエンティストとはどんな仕事?
データ入力の仕事内容!発達障害者の口コミ
仕事内容
「データ入力」で検索すると、「電話応対あり」の案件と「電話応対なし」の案件が表示されます。
電話応対ありの案件は、コールセンターの受付などのように、電話応対をしながら情報を打ち込むなど、データ入力以外にもメインの業務がある仕事が多いようです。
静かな環境で集中してデータを入力したい場合は「電話応対なし」の案件に応募するとよいでしょう。 「電話応対なし」の場合、時間帯を問わずに仕事ができるため、シフト制で深夜に働くことができるものや、在宅勤務可の案件などもあります。
そのため昼の時間忙しい方でも働くことができます。ある程度PCスキルあり、ブラインドタッチができるのであれば、通勤するよりも自宅で働く方が効率的かもしれません。そういった場合は在宅のデータ入力に応募するというのもひとつの選択です。
息子の発達障害を知ってから、自分もASD、ADHD、HSPの傾向が強い事を知った。就職しても同僚より要領悪くてなかなか覚えられないし、電話応対はとにかくダメで。転々と職を変えたけど、ひたすらデータ入力する仕事だけは長続きした。ただのおっちょこちょいだと思ってたけど発達障害だったなんて
発達障害者の口コミ
データ分析の仕事内容!発達障害者の口コミ
仕事内容
データ分析とは何らかの目的を持って表現された文字や符号、数値などを収集し、分類、整理、成型、取捨選択したうえで解釈して、価値のある意味を見出すことといえるでしょう。
ITの進化により、膨大なアクセスデータや購買データなどが自動的に蓄積される時代になってきました。
この膨大なデータには、企業活動に非常に有用な知識が潜んでいます。しかし、データはいくら蓄積しても、分析をしなくては全く意味がありません。
昨今、BIを導入する企業は増えているといわれています。BIとは「業務システムや購買履歴などから蓄積される企業内の膨大なデータを、組織的かつ系統的に蓄積・分類・検索・分析・加工し、企業の意思決定に有用な知識や洞察を生み出すという概念や仕組み」ですが、この宝の山である膨大なデータを活用できていない企業は非常に多いようです。
発達障害者の口コミ
発達障害の障害者雇用の難しいところの一つが、簡単なファイリングは出来ないけど複雑なデータ分析ならできる、みたいな人がいることだと思う。なんで割り算できないのに因数分解できるの?みたいな。
【Dodaチャレンジの評判や口コミ】発達障害で断られた!デューダの体験談
【ADHDデータ入力】データサイエンティストの求人内容はあるの?
発達障害にデータ入力・データ分析の求人内容はあるの?
実際にINDEEDで発達障害(ADHDやASD)の求人を見てみました。発達障害にデータサイエンス・データ入力・データ分析 はたたありましたね・
職務内容詳細
【仕事内容】
複数の業務を主で担当いただき、取引業者との折衝・交渉やグループ各社からの問い合わせ等にも対応していただきます。
・電話対応(※配慮可)
・経理事務(請求処理等)
・担当業務の「予算、収益、工程(進捗)」管理、及び契約社員やパート社員への指示
・名刺作成、各種契約書式(書類)等のチェック
・各種データ入力、および分析作業
<増員のため募集>
※働き方改革関連認定企業
【雇用・募集形態】
正社員
【勤務方法】
通勤型
【試用期間・契約期間・正社員登用制度の説明など】
試用期間:3ヶ月
再雇用制度:有(定年60歳 再雇用65歳まで)
【障害別採用実績】
上肢|下肢|視覚|聴覚|免疫不全|透析|心臓疾患|その他内部障害|うつ|双極性障害(躁うつ)|統合失調症|広汎性発達障害|ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)|ADD/ADHD(注意欠陥多動性障害)|LD(学習障害)|高次脳機能障害|知的障害
障害者雇用/データサイエンティスト/4000万人に紐づくデータの活用
Amazonでも発達障害のデータ分析を募集
その他TwitterでAmazonの採用をしているようなツイートがありました。
Amazonの障害者採用。発達障害でも採用可能性アリ Data Analysis Assistant / データ分析アシスタント (勤務地:目黒) - 障がい者雇用 ・時給1600円スタート(月25万ぐらい ・プログラミング技術が多少必要 ・英語メール読解力、多少必要 ・正社員登用あり
【ADHDデータ入力】データサイエンティストの転職エージェント
発達障害(ADHDアスペルガー)のデータサイエンス・データ入力・データ分析に転職エージェント
dodaチャレンジ
「dodaチャレンジ」は、「doda」という求人情報サイトの中にある転職支援サービスのことを指します。
dodaチャレンジはさまざまなサービスを利用できるため、仕組みがややこしいと感じる人もいるかもしれません。
dodaチャレンジで利用できるサービスは、複数のサービスを併用するのはもちろん、自分にメリットの大きいサービスを選んで利用しても構いません。
サポート力の高さもdodaの魅力のひとつです。エージェントサービスで受けられます
職種 | 全職種に対応 |
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機能 | 非公開求人の紹介スカウトサービスパートナーエージェントサービス面接のスケジュール調整書類・面接手続きのサポート |
得意分野・特徴 | 専門スタッフによるプロ目線での求人紹介転職エピソード転職Q&A |
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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株式会社 LITALICO転職ナビ
ITALICO | 基本データ |
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タイプ | 就職支援サイト |
利用料金 | 無料(※障がい者手帳がなくてもOK) |
対象地域 | 全国(北海道〜沖縄まで88支店) |
対象障害 | 全て(うつ病/統合失調症/双極性障害/不安障害/精神障害/ADHD/アスペルガー/発達障害/知的障害/難病) |
求人件数 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社LITALICO(企業HP) |
Pマーク | あり(確認はこちら) |
公式サイト | リタリコ仕事ナビ公式ページ |
まとめ:【ADHDデータ入力】データサイエンティスト 障害者雇用や発達障害
いかがでしょうか【ADHDデータ入力】データサイエンティスト 障害者雇用や発達障害についておつたえしました。
やっぱり過集中やこだわりがいきるんでしょうね。
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