ADHDではプログラマーやシステムエンジニア(SE)に向いていないの?プログラミングが苦手でなく向いている理由

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ADHD・ASDといっても人それぞれ違いますし時間とともに変化もします。仕事の得意・不得意が大きく出やすいといった特徴があります。

よって一般論になりますが、裁量が比較的大きい、起業家、エンジニアなどで成功されている方が多いように思います。特にエンジニアは一般事務に比べると、人と関わる時間が少ないです。

 プログラミングが好き(好きの基準は、プログラムを書いているとき没頭できること)である人なら向いている職業と言えます。

  • 「どういった仕事が向いているんだろうか」
  • 「『ADHDはプログラマーに向いている』と聞くけど、本当かなあ…」

アプリができあがっていく課程を見るのが楽しめる人にとっては、好きなことなら何時間でも集中し続けることができるADHDの特性に使えるため天職と言えるでしょう。

この記事を読むことで、あなたの「就職・転職」が、成功に近づくはずです。

目次

ADHDはプログラマーやシステムエンジニア(SE)に向いていないの?プログラミングが苦手など向いている対処法【発達障害やアスペルガーやASD】

IT業界・WEB系システムエンジニアやプログラマとは?
IT業界・WEB系システムエンジニアやプログラマとは?画像引用元;pakutaso.com/

まずはシステムエンジニアやプログラマについて紹介します。「ADHDはプログラマーに向いているのか?」について、結論からお伝えすると、次のとおりです。実際に満足度指数が下の図からもほかの職種より高いんですよね。

  • ADHDの特性などが、プログラマーに向いていることはある
  • 逆に、ADHDの特性などによって、プログラマーに向いていないこともある
  • ADHDに無関係な部分の性格や、勤め先の制度や理解度も関係する
  • よって、「ADHDだから」という理由「だけ」で、プログラマーを目指すのはオススメしない
  • 「実際のあなた向きの仕事・職場」については、就労移行支援事業所などの「専門家」に相談することがオススメ
  • エンジニアのお仕事でADHD、アスペルガー(ASD)の特性を活かせるかどうかは、興味、働く職場環境によって左右される。
  • 特性を生かせると、周囲の「なんで普通のことができないの?」が気になりません

実際に満足度指数が下の図からもほかの職種より高いんですよね。

①ADHDとは

ADHD(注意欠如多動症)とは、「発達障害(神経発達障害、神経発達症)」という、脳の機能障害の分類の一つです。

ADHD以外の発達障害には、ASD(自閉スペクトラム症)やSLD(限局性学習症群)などがあります。

発達障害における「脳の機能障害」とは、脳の機能のバランスにばらつきがある、つまり突出している機能や十分に発達していない機能があるといった状態のことを指します。

もちろん、誰の脳機能にも多少のばらつきはあります。

その上で、ばらつきが大きく、学校や家庭での生活の妨げとなる場合に、医師の診察のもと、発達障害という診断がなされます。

かつては、「育て方や環境によって発達障害になるのではないか」という見方もされていました。

ですが、現在では「発達障害は後天的になるものではなく、脳の機能の偏りが関係する生まれつきの特性である」と結論づけられています。

ADHDの特性

ADHDには多くの特性がありますが、その中でも下記の2点がよく見られるものとして挙げられます。(参考:田中康雄『大人のAD/HD』)

  • 不注意…忘れ物やケアレスミスが多く、確認作業を苦手とする
  • 多動・衝動性…気が散りやすく、貧乏ゆすりなど常に身体を動かしていないと落ちつかない

その他にもよく挙がる特徴として、「マルチタスクやスケジュール管理が苦手」といったものがあります。

ADHDの強み

ADHDの特性の職業上の強みは、例えば下記の5つを挙げることができます(参考:榊原洋一『図解 よくわかる大人のADHD』)。

  • 発想力に富んでいてアイディアが豊富
  • 好奇心旺盛で新しいことにチャレンジできる
  • 興味のある分野には没頭することができる
  • 決断力があるのでスピーディーに物事を判断できる
  • 感覚に優れていて周囲の環境に敏感

上記の特性をうまく活かすことができれば、主に多動・衝動性から生まれる、職業上の強みにつながるかもしれません。

ADHDの弱み

反対に、ADHDの特性が、仕事の上で弱みになることもあります。

代表的なものは、以下の5つです。(参考:日本精神神経学会「今村明先生に「ADHD」を訊く」)

  • 書類の記入漏れなどのミスをしやすい
  • 仕事の優先順位をつけるのが苦手で先延ばししやすい
  • 複数案件を処理しようとすると業務効率がぐんと落ちる
  • 整理整頓が苦手で書類や物をなくすことが多い
  • 感覚に優れていて他人の意見に耳を傾ける前に発言したり行動したりする

ADHD向け:プログラマーとシステムエンジニア・WEBエンジニアについて

プログラマーとシステムエンジニアについて
プログラマーとシステムエンジニアについて

次に、プログラマーと、関連職種であるシステムエンジニアの概要をご紹介します(一般論ですので、会社によっては定義や業務が異なることもあります)。

システムエンジニア(SE)やWEBエンジニア

システムエンジニア(SE)とは、コンピュータシステムを開発する際に提案、設計、開発、テストまでの一連の流れを担当するITエンジニアです。

  • 顧客へのヒアリング(要望の聞き取り)
  • 要望に沿った仕様書(プログラムの設計書)の作成
  • プログラマーのマネジメント(業務管理)

 システムエンジニア(SE)の主な仕事内容として、クライアントからのヒアリング、その後のシステム設計が挙げられます。所属している企業や開発チームによってシステムエンジニア(SE)の仕事の幅は異なり、実際にプログラミングを書く場合、テストを行う場合もあります。

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニア(SE)が制作した仕様書をもとに、システムがきちんと作動するようにプログラミングを行います。

  • 仕様書(プログラムの設計書)に沿ったコード作成(プログラミング)
  • プログラミングのテスト作業

 仕様書通りにプログラミングを書いてもうまくシステムが作動しないこともあり、その際は仕様書の不備を見つけることも仕事の一部となります。

 対応する言語によって、アプリケーションプログラマーやWebプログラマーといった呼び方をされることもあります。

ADHDでは「プログラミングに向いている」と思われる理由

発達障害特性が「プログラミングに向いている」と思われる理由
発達障害特性が「プログラミングに向いている」と思われる理由

ご紹介してきたADHDおよびプログラマーの概要を踏まえつつ、「ADHDの方がプログラマーに向いている理由」と「向いていないケース」をお伝えします。

ADHDの人がプログラマーに向いていると思われる理由・ケースにが挙げられます。

プログラミングに興味がある

前提として、プログラミング・プログラマー職に興味のある方は、プログラマーに向いている可能性があります。

「それは当たり前じゃないの?」と思うかもしれませんね。

ですが、これには、ADHDの特性の一つである「興味のあることには驚異的な集中力を見せる」が関係します。

この特性が強い場合、ADHDでない方と比べて、プログラマーとして楽しみながら、成果を出しながら働き続けられる可能性があるのです。

あなたがまだプログラミングに触れたことがないようであれば、プログラミングに関する本や動画などを見てみて、興味が持てそうかを検討してみることをオススメします。

過集中をうまく利用できる

コードとは、PCやスマホなどで様々なアプリなどを動かしているコンピュータープログラムを表現する文字列のことです。

複雑なプログラムほど、たくさんのコードを書く必要があります。

「適度な休憩を挟む」などをして過集中をうまく利用できれば、「より短時間に、より多くのコード」を書くことができます(一般的には、タイマーなどを利用して時間の区切りをつけることで休憩を挟みやすくなります)。

ただし、「うまく利用できれば」とは言いつつも、過集中の後には疲れが生じます。

間関係の難しさやストレスが少ない

DHDの人は、対人関係に難しさやストレスを感じる傾向にあります。

プログラマーは、他職種と比べた一般論として、「PCと向き合う時間が多く、対人関係が少ない職種」であるため、対人関係のストレスなども少ないと言えるでしょう。

ただし、対人関係は「全くない」というわけではありません。

業のやり直し

発達障害の方は、その特性のために、ケアレスミスが発生しやすいことがあります。

一方、プログラミングは、コードを作り、動かし、改善やミス・不具合の修正を行う…という作業です。

つまり、プログラマーは、「ミスとやり直しが前提の職種」と言えます。

ミスが許されないタイプの職種よりも、向いている可能性が高いと言えるでしょう。

ただし、一般論としてミスの対策は大切です。

プログラマーとして別の会社に転職

極論ではありますが、「プログラミングという仕事そのもの」は、どの会社で働いても業務内容は同じです。

その上で、プログラミングのスキルがある人は、限られています。

「プログラマーの仕事は好きだけど、(ADHDの特性に関連して)今の職場の人間関係やルールが合わない」という悩みが生じたときに、「自分により合う他の会社に転職して、プログラマーとして働き続ける」ことが、他の職種よりもしやすいと言えるでしょう。

ただし、「スキルを身につける」ためには、真面目に働くことと、新しい知識や技術の勉強を続けていくことが大切です。

ADHDや発達障害が向いていない?活かせる職場環境と活かせない職場環境

ADHD、アスペルガーを活かせる・活かせない職場環境とは
ADHD、アスペルガーを活かせる・活かせない職場環境とは画像引用元;pakutaso.com/

発達障害者(アスペルガーやADHD)はその特性自体を理解することに努めて、長所をうまく生かすようにします。

できる時は常人の比ではない成果が出る『過集中』というモードがあり、その代償にダメな時は何をやってもグダグダ、というパターンが多いようです。

そのため決まった時間のあいだ常に一定のアウトプットを求められる仕事は向きません。減点法は苦手で、加点法で評価してもらえる職場が適していると思います。

プログラミングに興味を持てない

そもそも論になるのですが、「プログラミングに興味がない」場合、プログラマーに向いているとは言えないでしょう。

「興味のないことにも取り組むのが仕事だ」と思うかもしれませんし、実際にそうして働いている人もいるでしょう。

ですが、ADHDの特性として、「興味がないことに集中することが難しい」ことがあるのです。

ADHDの特性がプログラマーに向いている部分があるとしても、プログラミングに興味がなければ、プログラマーとして働く(働き続ける)ことは難しいと言えるでしょう。

このケースの方は、自分がより興味を持てる職種を見つけることが大切です。

エンジニア職を目指す以前に、『これまでプログラミングを学んだことがないし、そもそも興味持てるかわからない』と悩むこともあるかと思います。

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職場環境は?

ADHDやASDは一般的に下記の傾向があると思います。

・手作業で単純作業をやる場合が結構ありますが、その場合には自分の集中力が良い時間帯にできる。
・過集中の時に大量の有益なコードを効果的に量産できます。その時にコードの可読性やコーディングスタイルの統一を心がけ可読性に最大限配慮します。
・炭水化物を取ると眠くなり集中力も落ちるので作業を避けます
・仕事をしていない時にフッと集中してアルゴリズムや実装戦略を考え出すのでそのまま流れに任せます。いくつかの値千金の着想はこういう時に得ています。
・脳みそ全体がおっちょこちょいなので、全体に慎重な前提を置くようにします

・日程には余裕を持ちます。前々から準備して、会議もアジェンダを整えてます。自ら合理的な枠組みを作るようにします


ADHD・ASDを活かせない職場環境について

世の中全体が、非ADHD者向けに設計されていていますので、自分に適した職場環境を探す必要があるでしょう。また会社によっては、多部署との調整業務が多いところがあります。下記については合理的配慮で上司に伝えるというほうほうがありますので対策はできることもあります。

  • 常にメンバーと話しながら進めるケース
  • 電話応対、外注とのやりとり、お金にやりとりが多い
  • 周りの状況を見て自分でタスク、優先順を決めて進めるもの。

狩られるというか酷い目に会う職場があるのはまちがいありません。それを避けつつ、自分の強みをうまく生かして、ビジネスを作るというゲームと私は理解しています。そのための職場は必ずあります。

システムエンジニア(SE)にむいていない

プログラマー(PG)として経験を積むと、システムエンジニア(SE)という職種への転向を求められることがあります。

また、プログラミングとあまり関係のない部署への異動もあるでしょう。

SEや他部署は、プログラマーと比べ、対人コミュニケーションが多く求められがちです。

また、他部署の場合は、その仕事に興味を持てるかがわかりません。

ADHDの特性に伴って対人関係や興味の範囲に困難がある方は、「SEや他部署への変更が求められる職場」の場合は、向いていないかもしれません。

ただし、「SEや他部署になっても、周りのサポートが手厚い職場」などなら、問題ないケースもあるでしょう。

システムエンジニアやプログラマがADHDの方が利用できる仕事術

システムエンジニアやプログラマがADHDの方が利用できる仕事術
システムエンジニアやプログラマがADHDの方が利用できる仕事術

プログラマーかどうかに関わらず、ADHDの特性によって業務遂行に困難が生じる可能性はあります。

その際には、「ADHDの弱みを補う仕組みづくりをする」ことが重要になってきます。

ミスをカバーする準備ができていれば、安心して仕事に取り組めますよね。

具体的には、次のような例が考えられます。

  • 整理整頓する時間をあらかじめ決めておく
  • リスト化を徹底する
  • 自分だけのマニュアルをつくる
  • メモ帳とペンを常に持ち歩く
  • ゲーム要素を取り込んでみる

ADHDでプログラミングが苦手など対処方法などを解説

エンジニアやプログラミングに関心を持ったほうがよい画像引用元;;pakutaso.com/

特性をエンジニア職で活かせるかどうかは、プログラミングに興味があることが必須になります。

『これまでプログラミングを学んだことがない。興味持てるかわからない』と悩んでいたら、プログラミング無料体験で学んでみるのもよいかもしれません。

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無料体験を通して、「本当にエンジニア(プログラミング)に興味持てるのか」試すことができるのです。

  • 医師やカウンセラーに相談してみる
  • 専門の支援機関に手伝ってもらう
  • 就労移行支援事業所に通所する
  • 障害者枠を検討してみる

対処法を解説:ADHD、アスペルガーに適した職場はどこで探す

ADHD、アスペルガーに適した職場はどこで探す
ADHD、アスペルガーに適した職場はどこで探す画像引用元;;pakutaso.com/


技術者としての専門職がある会社

エンジニアを採用している会社の多くは、プログラマ、もしくはシステムエンジニアとして採用することがほとんどです。

将来的にはプロジェクトマネージャーになることを期待されますね。またはスペシャリストという道を選択することもできます。

スペシャリストは人とのかかわりを持たず、エンジニアとして追及することができます。集中が止まらない人にとってはとっても向いています。

スペシャリストとしての道が会社にあるか確認してみるのもよいでしょうね。


障害者雇用枠がある会社に入る

楽天のように積極的に障害者雇用をおこなっている会社もあります。社員の過半数が発達障害という企業もあります。そのような会社を探すのもよいかもしれません。

懸念事項としては、採用する側の負担が増えることから、年収が一般社員よりも低い傾向にあります。私のように家庭や家のローンがある場合にはしっかりと障害者雇用枠ではたらくか検討したほうがよいでしょう。


クラウドソーシングを使う

チームで仕事することがなく、担当者と1対1(担当者の指示に従っていれば良い)で業務を進めることができます。

クラウドワーカにプログラミングの業務を依頼してきたが、クラウドワーカーが数人のチームで仕事をすることはなかったと思います。

クラウドワークスの仕事は、市場に比べると安い料金で働くことが多いです。

 実績をつくるまではクラウドソーシングで経験を積みましょう。実績がついてきたら自分でサービスを作ったり、企業から直接受注したりして稼いでいくのがよいかと感じます。

ADHDの対処法を解説:エンジニアやプログラミングに向いている?

発達障害の対処法を解説:エンジニアやプログラミングに向いている?
発達障害の対処法を解説:エンジニアやプログラミングに向いている?
  • 自分の特性に合わない仕事をしていると感じている
  • 「なんで普通のことができないんだ」と言われ続けている
  •  仕事で誰からも感謝が足りない

というかたは一度、プログラミング無料体験で学んでみましょう。

まとめ

IT業界・WEB業界にはシステムエンジニアやプログラマのほかにもインフラエンジニアや社内SEといった仕事もありますので自分にあった仕事はみつかると思います。自分に適した仕事をさがしていきましょう。

ADHDの特性がプログラマーに向いていることは、もちろんあります。

しかし、もっとも大切なのは、いま記事をお読みになっている「あなた」にとって、プログラマーは向いているのかということだと思います。

ご紹介したサポート団体などを利用することで、プログラマーに限らず、あなたに向いた職種や働き方が具体的にわかっていくと思います。

この記事が、あなたの就職・転職に役立ったなら幸いです。

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この記事を書いた人

精神障害者保健福祉手帳 保持者&障害年金受給者身体です。今は発達障害の就労支援に通っています。

障害手帳もちで会社はクビになり今は無職です。この発達障害のブログを作成することが心の支えです。家族もローンもあります。発達障害でも頑張れるを皆様にお届けします
オンラインだからこそできるサポートを大切にしていきます。

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