うつ病で仕事を辞める際に必要な退職診断書のデメリットが気になることでしょう。しかし、退職診断書のデメリットを回避し、スムーズな退職や転職を実現する方法も存在します。
私自身は発達障害になりうつ病となり精神科で診断書をもらった上で退職した体験談があります。退職代行サービスを活用することで、ストレスやトラブルを避けながらスピーディに退職できる方法も紹介します。
これらの解決策を実践すれば、退職診断書のデメリットを最小限に抑ることがでこ、今後の活躍につながるでしょう。
是非、本記事を参考にして、自分に適した方法を見つけてください。
私自身は医者となり、うつ病と診断されて休職と診断されたことがあります。その他、発達障害になってしまい、うつ病となる理由が判明はしましたけれども。
- シバッタマン
- 精神障害者保健福祉手帳 保持者
- npo法人発達障がい者を支援する会(チームシャイニー)
- 退職代行で40歳で会社を退職し就労移行支援へ
- 氏名:柴田義彦
- 退職代行&就労移行支援、ITの執筆
- 妻と6歳の子供がいて住宅ローン・教育費に必死
- うつ病で休職経験多数
- 経歴・連絡先情報はプロフィールに表示
うつ病での就職困難者のにデメリットはあるの?適応障害や発達障害にも対応?
①:退職診断書を取得する費用がかかる
デメリットは精神科へ通う際に交通費が必要、診察を終えた後に受付に治療費を払う必要が生じるなどです。
治療費に関しては来院した直後に受付に保険証を出してあれば、治療費のほとんどを削減できます。ただ、自立支援医療機関に通院すれば自己負担が1割になります。
精神障害及び当該精神障害に起因して生じた病態に対して病院又は診療所に入院しないで行われる医療(通院医療)です。
症状が殆ど消失している患者であっても、軽快状態を維持し、再発を予防するためになお通院治療を続ける必要がある場合も対象となります。
詳しくは下記のサイトをご確認ください。
②住宅ローンを組めない可能性がある
うつ病で精神科や診療内科にかよっている場合には団体信用生命保険に加入できません。よって、通常の住宅ローンの審査には通りづらくなっています。
団体信用生命保険とは、住宅ローン返済中に契約者に万が一のことがあったときに、住宅ローン残高がゼロになる保険のことになります。
団体信用生命保険には、契約者の健康状態を保険会社に伝える告知義務があります。告知書には自分の病気や投薬の経験を記載する必要があり、精神科の通院歴や処方箋を受け取っている場合は申告する必要があります。
ただ、精神科の通院歴がある方は団体信用生命保険にて告知するとおつたえしましたが、3年以上
前に完治していれば組める可能性はあります。
③新卒で入社、会社で健康保険組合に入ってなかったら給付金をもらえない可能性
傷病手当をもらえることがメリットおつたえしましたが、逆に傷病手当をもらうには条件がございます。その条件にたってしていなければ傷病手当をもらえない可能性があります。
新卒などで入社した場合にはすぐに傷病手当に該当してないこともあり、給付金をもらえない可能性はあります。
ただ、その生活に困っている場合には市役所や区役所など公的機関に一度相談してみるとよいかもしれません。
④出世ができない可能性がある
本当に会社によりますが、そのような視線でみられてしまうことがあります。会社が原因でうつ病になってしまったのであれば、いくら頑張っても報われない可能性があります。
その場合に退職を検討するのもよいかもしれません。やっぱり仕事は楽しくやりたいですからね。ずるいといわれるような会社では働きたくないと思います。
私の体験談でもうつ病で休職をしたんだという視線でみられたことがあります。
⑤転職活動で不利になる可能性がある
診断書をもらったことにより転職が不利になることはありません。ただ、診断書をもらったことによって休職期間があいてしまったことで不利になる可能性はあります。
また、住民税で不利になることもあります。
会社員の「住民税」は、前年の所得額によって決まります。そして、企業の給与から自動で天引きされるので、毎月の納税額が少ないと、期間の休職を疑われる可能性があります。
基本的に経理担当しか触れないので、直属の上司が経理を担当していない限りは知られることがありません。
企業勤めのサラリーマンの場合はは、住民税のの納税法を「普通徴収(給与天引きではなく、分で納付する法)」に切り替えることはできません。
給与を支給している会社(事業主)が、従業員個の住税を源泉徴収して納付しなければならないことになっているからです。
⑥退職後の人間関係に影響が出る可能性も
メンタルヘルスの診断書で周囲に知られてしまうのは、誰もが嫌だと思います。診断書により差別や偏見を受ける可能性があるとかんがえてしまうからです。
特に、会社全体に知られるのは、仕事に大きな影響を与える可能性があります。また、親に知られるのは、親の心配をさせてしまうため、嫌な思いをするかもしれません。
うつ病で診断書をもらった場合、周囲から「甘えている」「仕事ができない」などと言われてしまうことがあります。
ンタル不調を隠すことは、病状を悪化させる可能性もあります。
うつ病での診断書をもらうことを検討している場合は、周囲に知られる可能性を十分に考慮する必要があります。
私の経験からは診断書で会社をやめましたがうつを心配してくれる先輩方が多く人間関係に影響はありませんでした。
⑦会社から不利益を受ける可能性がある
退職診断書を提出することで、会社から不利益を受ける可能性がある理由はいくつかあります。
下記が例としてあげられます。
問題 | 説明 |
---|---|
退職金や手当 | 退職金やその他の退職手当は、一般的に勤続年数や年齢に応じて支給されます。退職診断書を提出することで、退職年数が短くなるため、退職金やその他の退職手当が減額される可能性があります。 |
昇進や昇給の機会 | 昇進や昇給は、一般的に勤続年数や業績に応じて行われます。退職診断書を提出することで、退職年数が短くなるため、昇進や昇給の機会がなくなる可能性があります。 |
会社で不当な扱い | 退職診断書を提出することで、会社から不当な扱いを受ける可能性があります。例えば、退職診断書を提出した従業員に対して、他の従業員よりも厳しいノルマを課したり、休職を命じたりすることがあります。 |
解雇される可能性がある | 退職診断書は、退職理由を証明するための書類ですが、会社は退職診断書を退職理由として解雇することがあります。 |
うつ病の就職困難者のデメリットでなく利点を紹介
①うつ病で仕事を辞める診断書でメンタルの悪化を避けられる
診断書があることで、会社と退職について不毛な争いをする可能性が減り、健康的になり、メンタルを崩す可能性も減ります。
診断書は、退職理由を証明するだけでなく、会社と退職について話し合う際に、客観的な根拠を示すことができます。そのため、会社も退職理由を受け入れやすくなり、不毛な争いを避けることができます。
退職後の休職や療養が認められやすくなり、メンタルを崩すリスクを軽減することができます。診断書があれば、会社も退職後の休職や療養が必要であることを理解し、支援してくれる可能性が高くなります。
②就職困難者なら失業手当を長くもらえる可能性あり
就職困難者として認定されるには、通常、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持している方が対象になります。
また、うつ病の診断がある場合は、医師の診断書で就職困難者に認定されます。
休職をしてしまい、結果として退職をする場合にはハローワークで就職困難者となり失業保険をもらえる期間が延びる可能性があります。
障害のある方の給付期間は、一般の方よりも長く設定されており、就職活動を行っていく上でも安心できる要素になるかと思います。
また、うつ病の診断がある場合は、医師の診断書で就職困難者に認定されます。
発達障害があり就職困難者だった私は、就労移行支援に通うことで安心して就職準備に取り組むことができました。
専門的な支援を受けられたことで、自分に合ったペースで着実にスキルアップを図ることができたのです。
一方で、家のローンや家庭のことを考えると将来への不安もありましたが、就労移行支援で培ったスキルと自信を持って就職活動に臨んだ結果、今は無事に働くことができています。
振り返ってみると、就職困難者だったからこそ、手厚い支援を受けられたことが現在の自分につながっているのだと実感しています。
就職困難者の方には、ぜひ就労移行支援の利用をおすすめしたいですね。
診断書の取得には一定の費用がかかりますが、その後のメリットは大きいと考えられます。
就職困難者に対する国の支援制度を上手く活用することで、自分に合った働き方を見つけることができると思います。
障害のある人も働きやすい環境を整えるため、就職困難者認定は有効な選択肢の一つだと言えそうです。
また、傷病手当ももらえます。
診断書取得の費用負担や税務面での影響があるものの、生活費の安定に寄与する傷病手当金のメリットは大きいと考えられます。個人の状況に合わせて活用することで、経済的負担を軽減しながら療養に専念できると思います。
退職診断書のメリットは下記があります。
③退職理由が明確になる
うつ病で退職する場合、会社はなぜ退職するのか理解できないことがあります。ただ、退職診断書があれば、退職理由が明確になり、会社から理解してもらいやすくなります。
退職診断書には、医師の診断と、退職が必要な理由が記載されています。
会社に提出することで、退職理由を理解してもらいやすくなり、休職や治療を認めてもらうことができます。
また、退職後に必要な治療や休養の期間も記載されている場合があります。この情報があれば、会社は退職後の休職や治療を計画しやすくなります。
メンタルヘルスの不調で退職する場合、とても役立つ書類です。もし、メンタルヘルスの不調で退職を考えている場合は、医師に相談し、退職診断書をもらうことを検討してみてください。
④長期間にわたって利用できる就労移行支援制度を受けらえる
発達障害があり就職困難者だった私は、就労移行支援に通いながら、失業保険の延長給付を受けることができました。
これにより、経済的な不安を抱えながらも、じっくりと就職準備に取り組む時間を確保できたのです。
専門的な支援を受けられたおかげで、自分に合ったペースで着実にスキルアップを図ることができました。
家のローンや家庭のことを考えると将来への不安もありましたが、就労移行支援で培ったスキルと自信を持って就職活動に臨んだ結果、今は無事に働くことができています。
就職困難者ならではの支援制度を活用できたことが、現在の自分につながっているのだと実感しています。
うつ病の就職困難者のデメリットよくある質問
まとめ:うつ病の就職困難者のデメリットはあるの?適応障害や発達障害にも対応?
いかがでしょうか。
今回の記事はうつ病の就職困難者のデメリットはあるの?適応障害や発達障害にも対応?についてお伝えしました。
私の経験上ではうつ病で診断書をもらい、休職や退職をなんどもくりかえしましたが、休んだことにより自分というものを見つめなおすことができてよかったと感じています。
今回の記事では、【退職診断書デメリット】に焦点を当て、うつ病で仕事を辞める際の懸念や不安を解消する方法を紹介しました。
私自身の体験も踏まえ、適切な医療機関の選び方や助成金、制度の活用方法、退職代行サービスの利用など、具体的な解決策を提案しました。
これらの方法を実践することで、読者の皆さんが退職診断書のデメリットを回避し、新たな人生のステージで輝く未来を手に入れることができるでしょう。
シバッタマン
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